伝来資料から「妖怪大集合」 真田宝物館が特集展 7月1日から

画像=見ると病を免れるとされた怪魚「鳳そう魚」の図(真田宝物館蔵)

真田宝物館(松代町)は7月1日(水)から9月28日(月)まで、特集展「妖怪大集合~わざわい? こわい? 見たい!」を開きます。

新型コロナウイルスの感染拡大を受け、疫病退散のご利益があるとされる妖怪「アマビエ」が話題になっています。こうした中、所蔵する真田家伝来資料の中から、妖怪に関する絵巻や図などを紹介します。

展示の中心は、江戸時代に全国で数多く作られた「百鬼夜行絵巻」。さまざまな妖怪の姿が描かれた絵巻が、真田家には3種類伝わっています。今回は12年ぶりに3種類全てを展示します。

ほかに、アマビエと同様に疫病よけとされた霊鳥や怪魚などの絵も紹介。江戸時代の人々が疫病退散の願いから生み出した架空の動物が数多くあったことも伝えます。

学芸員の米沢愛さんは「さまざまな姿の妖怪からは、江戸時代の人々の発想の豊かさが見えてくる。見て楽しめる展示なので、子どもから大人まで大勢の人に来てほしい」と話しています。

展示室では、室内に隠れている妖怪を探す遊びもできます。学芸員の展示解説は7月1日、4日(土)、8日(水)、11日(土)の10時と11時から。

新型コロナの影響で休館した4~5月に予定していた「真田家の名刀」展示も同時開催。8月10日(月)までの前期は、青江の大太刀(重要文化財)など3振り。同12日(水)以降の後期は真田信之が徳川家康から拝領したとされる短刀など3振りを展示します。

同館は6月30日(火)まで臨時休館。通常の休館日は火曜日。

入場料を改定

同館と周辺の関連施設は、7月1日から入場料を改定。同館は一般がこれまでの300円から600円に、小中学生が120円から100円に。ただし経過措置として長野市民は当面の間、団体料金(一般500円、小中学生50円)となります。

関連施設のうち、リニューアル工事のため閉館している文武学校は10月、旧横田家住宅は来年4月の再オープンを予定しています。

(問)同館(電)278・2801